日本人は本当に時間厳守しているか?【外国人が思う日本の「理不尽」】
こんにちは、あかねね(@NUfk0eJcvXqi0Dj)です。
日本では「遅刻」という言葉をどう理解しているかと偶に疑問に思うくらい不可解(理不尽)な現象が身の回りに発生しています。
不可解な現象
1.到着順位は最後であれば、決まった時間内に到着したとしても遅刻扱いされる。
2.何時集合に問わず、上司より遅れて行った場合に、冷たい目で見られる。
3.開始時間だけに厳しい。
たまたま見つかった中国の記事に一人の日本企業に勤めているスペイン人のツィートを紹介された。
このツィートは16万回リツィートされ、40万の「いいね」を獲得しました。
ツィートはこちらです↓
俺スペイン人だから、1分2分遅れたら「さすがスペイン人」とか「ラテン系は時間守らない」と日本人によく言われますね。日本人は自分は時間を守る1位国だと思ってるけど、日本人はスタート時間しか守らない。5時半に終わる予定会議は7時半までに延長すると、俺にとって5分遅れるより酷いと思ってる。
— Señor Bruns (@758adrian) 2018年8月6日
このような日本人の時間への感覚に関して中国人のネットユーザーはどう思っているか?
1、遅刻は大体個人の理由(都合)によるのに対して、残業や会議の延長等は集団によることが多いので、日本人の「集団>個人」という価値観に合っている。
因为迟到总是因为个人理由,而加班、拖会则是出于集体的原因。符合日本人集体高于个人的价值观。
2,五十歩百歩のまねをしないで、中国も一緒じゃない?普通の日本企業だと残業費を支給されるが、残業代という意識がある中国の会社はどのくらいあるのか?無償の勤務が多すぎる。
别五十步笑百步了,我大天朝不是一样甚至更甚吗?正规的日企很多都有加班费,咱们有百分之多少的公司存在加班费这一说?无偿劳动太多了。
3、日本の一部企業において管理方式上の問題で、社員はずっと仕事があるよと忙しく見せかけている。仕事に対して表面的には、積極的かつ真面目に取り込んでいるように見えるが、その裏に、甘えと怠慢の態度が潜まれている。
日本其中一部分公司的管理形式问题导致上班族常常为了显得一直很有事做很忙碌,而培养成一种对工作的假积极、假认真的表象。所以在恪守原则的表面下,藏着对做事的懈怠。
4、日系企業から外資系に転職してから二度と日系企業に戻りたくない。
从日企转为外资以后,再也不想回日企…
5、日本人は満足してくださいよ。ウィーチャットグループが仕事に使われるようになってから、定時が無くなった。上司がウィーチャットを通して仕事を割り振る際に、すぐ返事を返すように求められている。返事を貰っていない部下に電話をかけるか翌日に叱るか…ある日夜中12時になってもウィーチャットグループに仕事を割り振っていた…
日本人知足吧,自从有了微信群,我们从来没有下班时间,领导布置工作要求每个人都要及时回复,不回复就挨个打电话,或者第二天挨骂。有次半夜12点,领导还在群里布置工作……
私が日本企業に勤めている経験で言うと、
勤務時間内に仕事をしない、定時になる直前からゆっくり仕事に手を付け始めて、
定時になってもバリバリ仕事に取り込んでいる日本人の社員は沢山いる。
このような「定時直前頑張る族」(勝手に名付けてごめんなさい。)は上司から逆に評価される。
以前同じ職場にいる隣の先輩の話をブログに書いたことがあります。こちらをチェック↓
www.akaneforeignlife.com
普段だったら日本人の時間管理を批判するコメントがもっとあるかと思いましたが、
今回中国のネットユーザーのコメントに目を通したら、中国のほうは残業がひどいという声が目立ちます。
中国青年新聞社の調査センターは、1980名のサラリーマンにアンケートを実施した結果によると、
自分が勤めている会社に「残業文化」が存在すると答えた人は50.7%も示されている。
www.xinhuanet.com
やはり経済が凄まじいスピードで発展している中国も段々「残業大国」の仲間入りをしているか?