三連休の過ごし方――高尾山を楽しもう!
ひっきりなしにやってきた台風がやっと経過し、強い威力が持っている台風25号は今週末また関東に大きな影響をもたらすかとどうのこうの気象予報士が予測しているうちに、結局台風25号は温帯低気圧に変化し、台風ではなくなった。
ずっと悪天候に襲われ、沖縄から帰ってきてから未だ一回もまともに出かけていない。昨日も折角の晴天の週末となったので、溜めた洗濯物を洗濯機に回したり布団などを干したり普段忙しくてできない掃除に追いかけらた一日でした。
三連休は家でゆっくり過ごすのもいいけど、休みが三日もあるのに、ずっと家にいるのはアウトドア派の私に合わなすぎるので、昨日のゆう方から「こんないい天気で外に出かけないと、妥協してくれた台風にも申し訳ないんだよ!」と主人に出かけるように申し出た。
最初はどこかで紅葉鑑賞しようとの提案していたが、いろいろ調べてさすが今のシーズンは東京からアクセスがよさそうな関東圏にはまだどこにも紅葉情報が出ていません。しかも、ドライブのため、レンタカーを予約しようとしたら、周辺のレンタカー会社のネット予約情報をチェックしたらすべて空きなし、一日2万もする大きなワゴン車さえ予約満杯と愕然とした。皆様も私たちと同じく、天気に恵まれていないせいで出かけるのをずっと我慢してただろう。
たまたまインスタグラムで紅葉を入れて、さらに日付が近くするように絞ったら、高尾山の一枚紅葉が映っている写真が出てきた。
高尾山だったら、4年前、留学で日本にやってきた一年目の時に親友の女の子と一緒に来たあれきりだ、一緒に行った親友はもうとっくに帰国して、今日本に頑張っているのは私しか残っていなわと記憶を瞬時4年前に引っ張られてなぜかむなしくなってきた。ずっと二人で日本でお互いに支えあって頑張ろうねと当時に励ましあい、しょっちゅう一緒にプチ旅に出たり徹夜で悩みを相談したり飲みに行ったりしていたその時に、私たち誰も彼女が日本での進学が上手くいかずにやむを得ず国に帰ったことと私がまさか日本人の嫁さんになったことを思いも寄らなっただろう!人生って本当に予測がつかないものですね!
話が外れてしまったので、ちょっと本題に戻ります~前回その親友と一緒に行った時に、リフトで中腹まで行って帰りもケーブルカーで降りたので、登山道の風景を全然楽しめていなかったし、ただ様子見に行ってきただけ。
ということで三連休の真ん中の日に高尾山に登山することに決定!ほぼほぼ私が行きたい大きな方向を提案、具体的な行き方や楽しみ方や用意すべきものなどを主人が調べるのは私たちの暗黙のルールだ。(私だけ思っているかも!?)
まず、高尾山のHPで登山ルートをチェック。ルートが異なると、途中見れる風景も違うので、事前に行きたい観光スポットはどの登山コースにあるかで登山ルートを決めるのは大事。
ここ↓で確認できます~
ただ登山を目的にしているわけではなく、他にもいろいろ楽しみたいということで、
1号高尾山定番コース(観光スポットが最も多い)を選んだ。途中に気を休める参拝などもできる一番楽のコースかもしれない。帰りは吊り橋を見れる4号にすると話がついた。(結局諸事情があり、行きも帰りも1号コースだった)
いよいよ登山当日、11時半という遅めの出発だったが、京王線高尾山口駅まで新宿から1時間くらいで行けるので、とても便利!駅から歩いて3分で高尾山に到着。
人が多いっていうかケーブルカーやリフト乗り場の人が多い~高尾山はデート向きと言われるので、デートだと険しい道も急な斜面もないはず、全体緩やかな感じで登山という言葉を使っていいのかと思うくらいだったので、いきなりのハードの道に唖然!開始早々疲れ気味になってきた。
同じ道にトレッキングしている皆さんは結構本格的な登山服に登山用杖を手に持つ方が多かった。高尾山をなめたなぁと悟った!でも、リュックとスニーカーのチョイスでよかった。
太い杉並木に囲まれてマイナスイオンを思う存分吸い込んで、息を切らしながらも登り続ける。大げさではない、普段運動していない方は覚悟して行ったほうが良いと思います。私みたいになめた気持ちでやってきたら現実の険しさを思い知らされる。笑
ハードな道だったので、途中休憩しながらゆっくり歩いていた。東京が一望できる展望台のようなところまで来れたのはもう1時間経過。やっと山頂までの半分に辿り着いた。快晴で空気がきれいだし、スカイツリーも見えます。
いたるところに蕎麦屋さんと団子屋さんがあるので、途中で充電したい方にも安心。
普段あんまり手を出さないが、いっぱい汗を流した後にはとてもおいしく感じる!
一応高尾山にトレッキングしてるリア充風の写真を記念に。
山地だから寒いかと思ってシャツをきたらまた夏に戻ったかのような暑さで汗が結構かいた。半分のところにもう化粧が汗水でとれて、汗を拭きやすくするため、タオルを首に巻いているこの様子。
テラス席の茶屋もあるので、ここに優雅に座ってお茶を片手にじっくり外の風景を満喫するには気持ちよさそうだけど、時間のため、引き続き山頂を目指すことにした。
そのあとも山道にある秋の訪れを感じながら歩き続ける。ススキも生えてます。
ケーブルカーやリフトは大体半分のところしか運行していないので、ケーブルカーを利用する方もここから自力で山頂に行くしかない。トレッキングの人もケーブルカーグループもここで合流するので、人が一気に増えた。
ここからの道はいきなり平らで楽になりました。だからケーブルカー等はここまでか、一番しんどい道を外してくれたと気付いた。
少し歩いたらサル園が見えた。子供連れの方が多くて、とりあえず山頂を目指そうとここもパス。16時半までに閉園だそうです。大人入園料は420円、子供210円。
最近入園料を値上げして、HPはまだ更新に間に合わないせいなのか、HP に大人400円、子供200円と表示されている。
https://takaozanyuho.com/spot/235.html
高尾山は天狗様と深いつながりを持っているようでいたるところ天狗様をまつる石碑や銅像があります。私は民俗学を勉強していないので、詳しく分かりませんが興味がある方は高尾山天狗伝説 高尾通信をご覧ください。天狗様の伝説を知ろうとたまたま見つかったサイトです。
やっと薬王寺に到着!ここを抜ければ山頂に行けるらしい。
中に入ったらすごく広くて私が大好きな縁結びやおみくじやお守りもあります。
右にある箱に100円で鈴にご縁を結びたい方の名前を記入してそこに結んでもいいようで、さっそくやってみた。
主人はもう結婚しているから、いいだろうと意味分からない顔をされたが、女の子がこういうのが本当に好きです♡
この「懺悔懺悔、六根清浄」という言葉は登山の途中にもずっとありました。
高尾山に因んだ何かと思ったら、修験道の掛け念仏だそうです。山参りや登山者が唱える言葉です。
調べても難しい説明がいっぱい出てきたので、それらを読んだうえで、私の理解で述べると、自分の私欲に執着して左右されれば、正しい登山道に赴くことができなくなるため、執着を断ち、心を清める状態で山登りに臨むべき。自分の執念をどう断てばよいかというと、不浄なものを見ない(目)、聞かない(耳)、嗅がない(鼻)、味わない(舌)、触れない(身)、感じない(意)といった修行を行うとのこと。
文化の洗礼を浴びた後に、珍しいぶどう酢入りソフトのお店を発見!熱い今にぴったり。キャッチフレーズもとてもユニークで、「最近のテーマ、少し気になったら、食べてみようでして」。確かにこれも私最近のブームです。
お酢の味の存在感が大きい。美味しかったけど、酢の酸っぱさが途中から飽きてしまい、個人的にはやっぱり普通のソフトクリームが好きです。熱い中、アイスのおかげでかなり涼しくなった~
さらに奥に進み、このような階段↓を昇ったら、奥の院もあります。
薬王院はかなり大きいです~薬王院と別れて10分くらい歩けばやっと山頂!
しっかり秋になってきましたね。空気もすがすがしくて気持ち良い!
山頂で記念撮影!こんなにしんどかったのに、599.15メートル?!こんなに低かったんだとかなりショックだった。山頂からの眺めから見ればもっとあった気がするけどね!
真正面に太陽が容赦なく輝いている。逆光だけど、神秘的で綺麗だった。
暑さと空腹感に負けてしまい、早くも下山。主人はガッツリ食べたいようでそばをよした。
下山途中も気になるスポットがあればガチャとシャッターを押す。
耐えられない空腹感と脚の痛さで(私は大丈夫だけど、主人は右足やばいとかずっと唸っているので)帰りにケーブルカーに乗ることにした。
だが、実際に、ケーブルカー乗り場に到着したら、整理券を配っていて、待ち時間30分と伝えられた。それだったら、高尾山名物の天狗焼きを食べてから徒歩のほうが早いと思って、やはり歩いて降りることにプラン変更。
天狗焼きのお店も長蛇の列ができていて休憩と少しの腹ごしらえも兼ねて並んだ。
北海道産の黒豆を使用した粒あんで、ちょうどいい焼き加減。外側はパリパリ、中は濃厚、しかもそんなに甘くなかった。食べながら山道を降りていく。
傾斜で体の重心を後ろにして歩いたら、足が楽できたが、今度は腰に負担がかかったようで、腰が痛くなって来た。運動不足は今度の高尾山登山でしっかり認識させられた。
本日も楽しい一日でした。明日の筋肉痛を早くも心配し始めた。グタグタ...