紅葉狩りの読み方と意味に関して勘違いしていますか?【日本人要チェックかも!!!】

スポンサーリンク

スポンサーリンク

紅葉狩りの読み方と意味に関して勘違いしていますか?【日本人要チェックかも!!!】

f:id:akanenechan:20181118230350j:plain

 今週、日本人の主人とこの秋の醍醐味の「紅葉狩り」に出かけるプランを話し合った時に気付いた認識のズレを紹介したい。

  結果的に私の認識が正しかったことをまずここで自慢させてください。(ドヤ顔)

  正解を分かった時に主人が見せた驚愕の顔から、勘違いしている日本人はかなりいるのではないかと勝手に推測しているが、今読んでくださっているあなたはご存知でしょうか?

紅葉狩りの読み方/ 狩りの意味

紅葉狩りの読み方

 この二人の認識のズレを意識させたきかっけは、

私:レンタカーを借りてどこか紅葉(もみじ)狩りに行こうよー!
主人:そうね、天気もいいし、紅葉(こうよう)狩りに行かないと勿体ないね~
私:紅葉狩りの読み方って二つもあるの?私は「もみじがり」という読み方しか学んだことがない。むしろ、「狩り」の前にくっ付く「紅葉」は「もみじ」しか言わないとどこか聞いたことがあるのよ~
主人:そうか?どっちゃでもいいんちゃう?知らんけど!
私:(大阪人の「知らんけど」が出たーー)......

  調べたところ、

紅葉狩り(もみじがり):紅葉を愛でること。紅葉を鑑賞しに山などに出かけること。観楓(かんぷう)とも言う。

 
「狩り」は落ちた紅葉を拾って集めたり、紅葉を枝から取ったりすることではなく、紅葉を鑑賞して、「愛でる」とのこと。

「狩り」の意味の変化

 鹿狩り、いのしし狩り等の動物や獣などを捕まえる意味で使われるのは最初。
              f:id:akanenechan:20181118225023p:plain
              
 その後、「採る(とる)」の意味でイチゴ狩り、リンゴ狩り、ぶどう狩り等、山に実る食べ物を採るにも使われるようになった。
              f:id:akanenechan:20181118225023p:plain
               
 「紅葉狩り」の「狩り」は狩猟しない平安貴族は、紅葉を見るため、山に入るのに足場を汚したりして労力をかけて紅葉を愛でる=「狩り」という洒落で言ったのが由来のよう。

 

紅葉の読み方―「もみじ」と「こうよう」のどこが違うの?

―紅葉(こうよう)しているね~   〇
―紅葉(もみじ)しているね~    ✖

 紅葉(こうよう)とは、落葉樹が落葉の前に葉の色が変わる自然現象のこと。
 特定の植物に限らず、秋付近の季節に色が変わる多くの植物に対して使われる言葉。
書いて字のごとく紅い葉に変わるので「紅葉」といい、黄色に変わる場合は「黄葉(おうよう/こうよう)」といい、褐色に変わる場合は「褐葉(かつよう)」という。↓
f:id:akanenechan:20181118230440j:plain紅葉(こうよう)

紅葉(もみじ)とは、カエデ科の植物を指している。↓
f:id:akanenechan:20181118230537j:plain紅葉(もみじ)

紅葉(もみじ)=楓(かえで)なのか?

もみじ

・葉の切れ込みが深いもの
・葉が5つ以上に切れ込んで手のひら状のもの(イロハモミジ、ヤマモミジなど)

かえで

f:id:akanenechan:20181118231049j:plain
・葉の切れ込みが浅いもの
・切れ込みが3つ程度のものなど

 

まとめ

例文:
①寒いところから紅葉(こうよう)が始まるため、日本の中でも北から南へ、山の上から下へと紅葉(こうよう)していきます。

②きれいに紅葉する気象条件。

といったように、

 紅葉(こうよう):色付きという自然現象、変化過程 (自動詞のような?)

 紅葉(もみじ):名詞

 

  今週、紅葉(もみじ)が鮮やかに紅葉(こうよう)している名所に紅葉(もみじ)狩りに行こう~

 と主人にねだるべきかもしれない。

 日本語、少しややこしいね~(頭を抱えている)