外国人が日本での初マタ日記<妊娠初期編⑤9週目の赤ちゃんエコー写真>ー受診票を使う初回妊婦健診は何をするか?

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受診票を使う初回妊婦健診は何をするか?

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順調に妊娠生活を送っていて、いよいよ初回の本格的妊婦健診を迎えた。
前回のお話はこちら↓
www.akaneforeignlife.com

—今まで何回も病院へ受診に行っていたのに、それらは妊婦健診じゃなかったの?
妊娠確定の受診と出産予定日の確認等、全て母子手帳を受け取る前に行った検査で区役所からただの受診票(補助票)を受け取っていないのでなんだか正式な検査だと自分的に数え入れられなかった。

母子手帳は本当にミラクルなものだね、それを所有していると所有していないと気持ちの変化が大きい。
特に外見が妊娠前と全く変わらない段階で自分がママである証明書のようなもんだ。
日々不安で過ごしている自分にとって母子手帳をめくって、未だ何も記録を付けていない空白の欄を眺めるだけでも落ち着く。かなり救いになっています。

【初回の公式妊婦健診に向かって用意すべきもの】:

(私がこのような区役所から受け取った無料受診票(補助票)を使う検査を勝手に「公式妊婦健診」と呼んでいます)

・母子手帳←個人情報(妊婦と配偶者)を記入するページがある。
・受診票(一回目分)←受診票に個人情報を書く欄があり、かかりつけ医に渡す前にそれらを記入。
受診票にちゃんと回数と明示されているので、それに従って使って行けば基本大丈夫。

【初回妊婦健診は何をするか?】

・内診
・採血
・子宮頸がん検査

私が通っている荘病院は毎回検診が終った際に採尿のコップセットを渡されて、それを使って検診当日自宅で採った尿を病院に持って行って女子トイレに置かれた尿検査機械を使ってセルフ検査をして機械から出てきた紙を切り取るというシステム。
—え?革新的。なんだか難しそうー
病院のトイレの壁にちゃんとやり方の説明を分かりやすく書いてあるので、私みたいな来日5年の外国人でさえ普通にできるくらいです。

★内診

内診はいつもの検査と変わらなく、自分自身測定した尿検査、血圧と体重の紙切れを受診時お医者さんに渡して内診に入る。
超音波で各角度から赤ちゃんの成長ぶりを見せてくれて、大きさを測って、最初確定した出産予定日が合っているかどうかをチェック。
私の場合に赤ちゃんが週数通りに大きくなってきたので、予定日を変える必要がなかった。

*10週までの週数計算は赤ちゃんの頭からお尻までの大きさ(CRL)で判断する。
11週以降は赤ちゃんの頭の直径(BPD)で週数を判断する。

二週間ぶりに会えた赤ちゃんは大分大きくなって人間っぽく見えてきた。
前回は未だ落花生だったけど、成長が速い。
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先生がスクリーンに映ってる画像を私に説明しながら、特に問題なくて順調ということで内診終了。

★子宮頸がん検査

次は子宮頸がん検査、別に何かをするのではなく、プローブを抜いた後に綿棒のような物で子宮の出口表面を擦って細胞採取して消毒したら終わり。
擦られた時に少し痛かった。
検査が終わった時に、「子宮の出口を擦ったので、多少の出血があるかもしれないが、正常範囲で心配しなくていいです。
後今夜は湯船に浸からないでシャワーのみにしてください。
」と先生に言われた。

★採血

 私は採血がかなり苦手で、自分の血が注射器💉に吸い込まれていくのを見るだけで緊張して体が固まって、体感的に痛くなくても視覚的に痛くなってしまう注射恐怖症。
 こうなったのはちゃんと訳があって、初めての採決は中国で小学校一年生の頃(およそ21年前)、血液型検査のための採血だった。
 学校で行われる採血なので、一度大量な学生を対象にして注射器や人件費等のコストを抑えたいという現実的な理由があって注射器での採血ではなく、指先採血だった。
皆さんが想像した新型採血デバイスのイメージと全く違う。ぶっ太い鉄の破片のような物を指先に容赦なく突き破って血を取る感じ。採血を実施しているのは皆若い看護師さんだった。(今振り向いたらまだ卒業していない看護科の生徒だった可能性が大)
未だ6歳くらいの子供は目の前に自分の指先を刺されて血が沢山溢れ出たことを見て、痛みと視覚への刺激は衝撃すぎて忘れられない記憶となった。それ以来は採血する際に自分の血を直視することができなくなった。

注射器から目をそらして10秒くらい経って、少しちくっと針を抜かれた感覚をして採血終了。看護師さんの腕が上手いか自分が採血を怖く思い込み過ぎたか意外とそんなに痛くなかったと感謝の気持ちを込めて、
「そんなに痛くなかったですね。ありがとうございました。」とお礼を言った後、
「結構取りましたよ。」と看護師さんが答えた。
看護師さんが持っている注射器に目が行くと、人差し指二本くらいの量だった。確かに見た目は大量と言ってもいいくらいだったが、ネットの書き込みのように貧血気味の妊婦さんが倒れたり眩暈するほどではなかった。

ーあなたは貧血じゃないから、起こらなかっただけじゃない?
後ほど分かった血液検査の結果によって鉄分不足で貧血傾向があると判明されたので、採血当日に朝飯も取らずに臨んだ私でも普通に終わったから他の方も安心して大丈夫だと思う。
採血が終ったら一回目の公式妊婦検診は終了。後は次回検診の時に結果を聞くのを待つのみ。
勿論検査結果に何か問題がある時に、事前に病院から連絡をしてくれるので、次回の検診まで何の連絡も貰えなかったら健康ということだ。

【つわりの話】

妊娠サポートアプリとか不安な時にネットの書き込みを読んだりしてやはりこの時期プレママさんたちの共通悩みはつわり。
つわりでまともにご飯も食べれない。

・飲み物まで吐いてしまって座るどころか横になっても重力に負けて地面にめり込んでしまいそう。
・体重見る見るうちに減って行って妊娠前よりキロもやせた。
・何も食べれずこれで赤ちゃんに栄養のあるものを全然送れないじゃん、大丈夫なのかな?

皆と同じ悩みだったら逆に悩まないかもしれないが、私は全くつわりの自覚症状がなくて毎日赤ちゃんの安否を心配している。


つわりは全くないんですけど、普通ですか?


ない人も結構いますからね、同じ人でも一回目の妊娠がひどくて二人目は全くないケースもあればどっちもひどいつわりを経験している人もいますし、妊娠反応って毎回毎回違うからね
でも、赤ちゃんが元気だし、ないに越したことはないですよ。

【血液検査主な検査項目】

・血液型
・貧血の有無
・血糖
・HIV抗体
・不規則抗体
・梅毒、B型肝炎、C型肝炎
・風疹抗体検査

【一回目の公式妊婦健診がかかった費用】

今回の妊婦検診は初めて区役所から貰った受診票(補助票)で受けた検査なので、最初に実費での検査よりずいぶん安いはずだった。
しかし、会計の時に、予想した金額より遥に超えたので、思わず「うん?」とびっくりして声を漏れた。

今回の金額は12300円!


これって補助票を使った後の金額ですか?


そうです。補助票無しの検査だと3万円以上がかかります。

補助票がカバーする検査項目を説明してくれなかったが、初回の妊婦検診がかかる費用は地域や病院によって異なるがこのくらいは普通だそうです。
普段クレジットカード派で、現金を多めに持たないが、たまたま今日お金をおろして財布に2万円が入ってセーフだった。

【初回の妊婦検診がかかった時間】

受診と採血を合わせて25分くらいかかったかな?待ち時間を含めると2時間半になります。
人気な産婦人科病院を選んだのは待つ覚悟が必要のようです。

まとめ

つわりがなくても心配することはない。赤ちゃんは自分が思った以上頑張ってくれているから。
初回の妊婦検診は受診票(補助票)を使っても12000円くらい(地域によって15000円から20000円まで)するので、現金を多めに用意したほうが良い。
採血はに人差し指二本くらい採取されるが、それほど怖くない。
子宮頸がん検査は超音波検査と同時に行うので事前準備する必要がない。

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