日本人彼は一押しの便利な中国語ー「不感兴趣(興味がない)」
本日の中国語は、うちの旦那は一押しの「一番便利な中国語単語」を紹介します。
どのシーンでも対応できる魔法の言葉だと言い、宝物を見つかったように最近の会話に使いまくっている。
申し遅れましたが、私の主人は純日本人です。この「純」の意味は沢山含まれている。
日本生まれ日本育ちというナショナリズム的な「純」もあり、私と出会う前に中国に全く興味も接点も持たなった文化的な「純」という意味もある。
この純日本人は私の家族と会話を交わしたいと数ヶ月前から中国語を勉強し始めた。有難い話ですね~
この中国語に対するゼロレベルの彼は大絶賛していまーす。
もったいぶるのをほどほどにして、この言葉の正体は...
4 3 4 4 (四声)
bu gan xing qu
不 感 兴 趣
です。
興味がないとの意味です。
なぜこの言葉は使いやすいか?
相手に何か話を振られて、対応したくない場合に、早くも「うるさい」とか「静かにして」と露骨に止めるのではなく、「ちょっと興味がないんで...」のような感じです。
まぁ、自分が言っていることに興味がないと伝えられるだけのも相手にとってショックはショックですね。
しかし、ストレートに話を遮るのではなく、この話に熱量を感じないという自分の反応に合理な解釈を加えているので、余計な口喧嘩を避けるのに有効だと思います。
実際にどんな場面に使われているか?
実際に私と旦那との会話を例にしてどんな場面にどういうふうに使うかを見てみましょう。
場面1、
―私:今度の土曜日、どこか遊びに行く?どこかおススメの観光スポットがあるかな?
―旦那:不感兴趣。
少しショックを受けるが、土曜日の遊びに対して興味がない=行きたくないと聞いて分かる。
場面2、
―私:吉沢亮本当にイケメンだね、吉沢亮と竹内涼真どっちがかっこいいと思う?
―旦那:不感兴趣。
私のつまらないイケメン選びに付き合いたくないんだ。
場面3、
―私:イチゴのワッフルを食べる?コーヒーを飲む?
―旦那:不感兴趣。
今イチゴワッフルを食べたくなんだ、コーヒーも飲みたくなんだ。
このようにおおよそ二つの状況に使える。
1⃣自分は本当に興味がない提案をされた時
2⃣何かしようと誘われてその気分ではない時
さっきの例もそれぞれ「不想去(行きたくない」、「不想选(選びたくない)」、「不想吃(食べたくない」、「不想喝(飲みたくない)」とそれぞれの動詞を入れ替えなければならない。
たとえ「したくない」と相手に言ったら、私のような面倒くさい性格だったら、「なんで?」とさらに聞かれるので、一文で片付けようとしたら、「不感兴趣」を使って、気分じゃないことも同時に伝えればいいではないでしょうか?
まとめ
勿論、初対面の人に頻繁に言ったら、冷たい人間だと思われてしまうので、使うのは仲良くなってからおススメです。
また、あくまでも「興味がない」という意味なので、マイナスの意味が入っていることをくれぐれも頭に入れておいてください。友達や奥様の話はできるだけ興味を持って聞いてあげたら全員ハッピーな雰囲気になるに違いない。
最後、言っておきたいことは、この言葉は沢山の場面で意味が通じるが、中国語のボキャブラリーがまだそれほど多くない方と動詞の使い分けがまだ堪能していない方には便利かなと思って紹介したので、言葉の精度、絶対的な正確さをお求めの方はそれぞれの場面に応じて適切な動詞を使ったほうがベストです。
以上、本日の中国語講座でした。